今回は【催眠セックスの技術をやってみた】という動画のシリーズ第五弾です。
“催眠セックスの技術”とは林貞年先生の著書であり、日本初の催眠セックスに特化した書籍です。性感催眠療法に使える様々な技法が紹介されているので皆さんもよかったら読んでみてください。
これらの技法の中から今回ご紹介するのは、『好き好き催眠』です。催眠セックスだけではなくショー催眠でも定番の技法のひとつです。興奮を高めていく方法は色々とあります。第一弾、第二弾、第三弾では直接的に興奮するという暗示でしたが、今回は第四弾の媚薬催眠と同じく若干間接的な暗示となっています。
Youtube動画
各場面のプチ解説
好き好き催眠の導入

好き好き催眠というのは、術者もしくは第三者のことを好きにさせる催眠技法のひとつです。感情支配という中程度の催眠状態になっていれば可能になります。誰が言い出したのか、好き好き催眠という言い方が定着しています。
好き好き催眠は性感催眠療法では基本的には用いない技法になりますが、カップル同士での実践においては気持ちを高めてセックスの質を高めることができるのでぜひチャレンジしてみてください。
また、自分でできなそうという場合は性感催眠療法はカップル向けにも対応しているのでプロに依頼するのも有りだと思います。
好き好き催眠の注意点

催眠を利用して好きな人を振り向かせようというよこしまな気持ちを持っている人には残念なお知らせなのですが、好き好き催眠はあくまで一時的に好きな気持ちを呼び起こして錯覚させているだけなので、催眠が終わった後も術者のことをずっと好きでいさせるという事はできません。
また、そもそも無意識的に嫌悪されていたり、家族や友達に近い関係性で、どうしても好きになるのは抵抗があるという前提だとこの催眠は効き目が悪いです。というかそもそも催眠自体に入ってもらいにくいです。
まずは物を好きにさせる

いきなり「私のことを好きになります!はい!!」と言っても、受けている側からするとどうしても抵抗感が生まれてしまいます。
そのため、好き好き催眠では徐々に好きな気持ちを移行させていくというのがセオリーです。
まずは、モノを好きになってもらいます。今回はペットボトルを使っていますが、ペンやコップ等何でもokです。
声が好きになる催眠

ペットボトルのことを好きになっているのが確認出来たら、次は術者の声が好きになるという暗示をかけていきます。
性感催眠療法というサービスの性質上、あまりべたべた触れているシーンを撮るのはちょっとなと思ったので声が好きになるようにしましたが、本来は術者の手が好きになる(手を触らせると離したくなくなる)→術者の腕が好きになる(腕を触らせると離したくなくなる)→術者のことが好きになる、という流れが一般的です。
かけ手のことが好きになる催眠暗示

声が好きになったのが確認出来たら、今度はその声を出している人のことが好きになるという暗示に切り替えます。
上手くいくとこれで好き好き催眠が完成して、恋愛感情に似たすごく好きな気持ちが芽生えてきます。
そして、好きな人にちょっといやらしい手つきで触られたり、ちょっといやらしい雰囲気を出されると、下腹部がうずうずしたり、キュンキュンしてくるものです。
今回の催眠ではただ好きにさせるだけではなく、一歩先のそういった効果を主目的としています。
ちなみにショー催眠では、好きになって抱きついてはなれたくなくなるといった状態にしたり、複数人に好き好き催眠をかけて一人の人や一つのモノを取り合うといった演目がよくあります。
好きな気持ちから興奮を高めて催眠脳イキ

好きな気持ちと同時に興奮を高めていきます。
最後の催眠脳イキはカウントでも何でもいいのですが、ハグや手を握っていかせるというのが好き好き催眠とは相性がいいと思います。ハグするとオーガズムに達してしまうという前暗示を入れてからハグをしたり、ハグの強さで刺激を与えていかせる方法があります。
好きな気持ちが消えると・・・

催眠暗示に夜好きな気持ちというのは明確に説かなくても徐々に無くなっていきますが、最後にあえて好きな気持ちが無くなっているシーンも撮影してみました。
好き好き催眠の間はすごく好きでべたべたしたい気持ちだったので、一瞬で気持ちが覚めた状態になっているのが面白いと同時に少し寂しいですね。。
まとめ
催眠セックスのやり方について解説してみました。『催眠セックスの技術』では他にもたくさんの技法が紹介されているのでやってみた動画としてアップしているので良かったら他の記事もご覧ください。
感覚変化や脳イキというと一部の人しかできないと思うかもしれませんが、実は多くの女性が比較的体験しやすい催眠になります。
性感催眠療法は不感症の改善や中イキや脳イキの感覚を身に着けるのにとても有効なので一度ご利用もご検討いただけますと幸いです。