こちらのモニター動画は施術の一部を切り取ったものになります。全体をお見せすることはできないのですが、なんとなく雰囲気だけでもわかっていただければ幸いです。
この動画を撮影するにあたって事前に簡単な催眠導入を行っています。スピリチュアルなイメージは使っていないので性感ヒプノセラピー寄りの施術になります。
※施術者は純粋なタントリックヒーラーではありません。本記事はあくまで性感催眠療法士としてタントリックヒーリングの呼吸法について解釈したもになります。当店には別でタントリックヒーラーも所属しています。
催眠性感療法士から見たタントリックヒーリングについては下記記事もよかったらご覧ください。

モニター動画
各場面のプチ解説
タントリックヒーリングの呼吸 その1

一つ目の呼吸は、深呼吸です。深呼吸はタントリックヒーリングに限らず、催眠、スポーツ、瞑想等、集中や心のリラックスが必要な場面では欠かせない呼吸になります。深呼吸をすることでトランス状態にだんだんと入っていくことができます。
性感ヒプノセラピーでいう、催眠導入にあたります。
タントリックヒーリングの呼吸 その2

タントリックヒーリング二つ目の呼吸は出産の呼吸です。この呼吸は大きく息を吸った後に細かく息を『ハッ、ハッ、ハッ』という感じで吐いていきます。
主な目的な、トランス状態を深めていくことになると思われます。
また、この呼吸の仕方をすると下腹部の筋肉を収縮させることができます。この呼吸自体はマルチオーガズムに直接導けるものではありませんが、下腹部の筋肉(骨盤底筋)を動かして慣らしておくという効果もありそうです。
性感ヒプノセラピーでいう、催眠深化にあたります。
タントリックヒーリングの呼吸 その3

タントリックヒーリング三つ目の呼吸は特に言い方がなさそうなのですが、しいて言うならエロの呼吸という感じでしょうか。。。『あ~』とか『あ~ん』という言葉を吐く息に載せてもらいます。できるだけエロい声を出すのがコツのようです。
性的な雰囲気のある声を出すことで、受け手の性的な気分を高める効果があるのだと思われます。
性感ヒプノセラピーでいう、性感催眠にあたります。

声を出してもらうのと併せて、骨盤底筋をぐぐっと押すことで、骨盤底筋の収縮を促します。子宮ヒーリングというと子宮に対してエネルギーを送っているといわれることが多いですが、実際は骨盤底筋への物理的なアプローチなので子宮を摘出した方や男性にも効果があります。
性的な気分の高揚を促す呼吸+物理的な刺激が組み合わさり、さらに性的な気分が高まってきたところで感じるままに声をだしていただくようにすることで、性的な気持ちが開放されさらにトランス状態が深まっていきます。
トランス状態が深まってくると、オキシトシンやベータエンドルフィン等の脳内ホルモンが分泌されて骨盤回りの筋肉の収縮を促すのでビクビクとした痙攣が生じてきます。これがマルチオーガズムの状態に入る仕組みです。
性感ヒプノセラピー

タントリックヒーリングの呼吸やアプローチはよく考えられているなと思いますが、実際のところは1回めで効果を感じるということはあまりできないそうです。タントリックやタントラといったアプローチではスピリチュアルな素養が必要なので一般ではなかなか効果が出づらいという実情があります。
そこで性感ヒプノセラピーの出番です。ヒプノセラピーは心理学の分野で研究もされており、ある程度体系化されていて、多くの人に効果のあるセラピー法になります。
イメージ法や言語暗示等を取り入れることで比較的容易にマルチオーガズムの状態に持っていくことが可能です。
性感ヒプノセラピーでは不感症の改善やオーガズム不全の改善が期待できます。 イメージ療法や言語暗示でマルチオーガズム(中イキや脳イキ、ポルチオイキと同じ類)を経験すると、あくまで疑似的なものですが催眠状態ではイメージが臨場感たっぷりに感じられ、その経験は脳や身体に記憶として定着します。